浴室のリフォームベストタイミングと快適なアイテムの選び方
浴室のリフォームを考えておられる方なら、次のような悩みをお持ちではありませんか?
- 古い
- 流れない
- 寒い
- ひびが入っている
- 汚れてきた
もし、あなたがこのような悩みをもっておられるのなら、このまま読み進めてください。
あなたのお家の浴槽がリフォームに最適なタイミングなのかがわかります。
そして、リフォームするときに知っておくと、今よりも快適になるアイテムも紹介しています。
目次
1: 浴室リフォームを考えるベストタイミングとは
まず、あなたのお家の浴室がリフォームのベストタイミングなのかをチェックしましょう。
- ✓これまで一度も浴室の修繕や変更をしたことがない
- ✓洗い場からも浴槽からも水が流れにくくなってきた
- ✓浴槽に「ひび」が入ってきている
- ✓浴室の壁にも「ひび」が入っている
- ✓とにかく冬が寒い
- ✓天井の隅のカビが取れない
- ✓洗い場の水はけが悪いので滑りそうでこわい
もし、この中で1つでもチェックする項目がありましたら、あなたのお家の浴室はリフォームするタイミングに最適だと言えます。
こういった悩みは、原因を追究していくと浴室そのものの作りを修理しなくてはいけなかったり、大規模な工事で壁の塗り替えを施すことになったりします。
そのため、工事の費用や工期を考えると、同じくらいで新しく気持ちのよい浴室を手に入れることができるので、リフォームにはベストタイミングなのです。
もし、これからリフォームしようかどうか悩んでおられるのなら、このチェック内容を元に、お近くのリフォーム専門業者へ相談されてはいかがでしょうか。
お近くに相談できそうなところがない場合は、私たちのホームページから問い合わせをいただくことで、プロとしてのアドバイスを丁寧にさせていただきます。もちろん、無理な勧誘や営業は一切行いませんのでご安心ください。
2: 浴室リフォームの方法
浴室リフォームには、大きく分けて2つの方法があります。
それぞれに特徴がありますので、あなたのお家にあった方を選んでください。
(1)従来工法(じゅうらいこうほう)
これまでの浴室工事と同じように、浴室に使う広さに合わせてオーダーメイドで設計し工事をする方法です。
昭和の戸建て住宅に多かった方法をイメージしてもらうとわかりやすいかと思います。
従来工法の良いところは、狭い場所でも浴室を大きさに合わせて作れます。
壁や床材もあなたの好みで選べますし、浴槽からカランまで、あなたの好みの状態にすることができます。
(2)ユニットバス
ユニットバスは、メーカーが最初から規格に合わせて作っている一体型の浴室です。
壁や床材、浴槽までメーカーの工場で組み立てられているため、工事の期間が短くなります。
また、壁や天井、床などの気密性も高く、断熱性にも優れているモデルが多くあります。防カビ対策されている素材を使ったものもあります。
システムバスのデメリットと言えるのは、狭い空間に対応できる商品シリーズが限られること。また、家の角など変形した空間への対応が難しい点があります。
あくまでも規格に合わせてメーカーが作っているため、リフォームする側がユニットバスへ合わせていく必要が出てきます。
3: 快適性を求める浴槽のメリット・デメリット
工法の次は、快適性を左右する浴槽についてです。
浴槽の選び方で、お風呂での楽しみ方も変わってきます。
3.1: 桧の浴槽
ユニットバスでは見かけることがほとんどありません。
従来工法で使われることが多いですね。
■メリット
- 保温性が高い
- 高級感がある
- 非日常的な雰囲気を楽しめる
- 香りを楽しむことも可能
- 換気さえよければ扱いやすい
■デメリット
- 加工の方法によってはヌメリが出ることもある
- 経年劣化によって黒ずみや桧がブヨブヨしてくることがある
- 上質な桧を上手に使って作れる職人が少ない
- 費用が高い
3.2: ホーローの浴槽
ホーローのメリットとデメリットを紹介します。
■メリット
- お鍋や水筒と同じように高い保温性がある
- 耐久性が高い
- ガラスコーティングされているので美しい
- ガラスコーティングにより掃除が楽
- バリエーションが豊富
■デメリット
- 重い
- 重いので2階や3階の浴室には向かない
- 土台の工事が必要になることもある
- 値段が高め
3.3: 人工大理石の浴槽
質感とバリエーションの豊富さが魅力の人工大理石のメリットとデメリットを見ていきましょう。
■メリット
- バリエーションが豊か
- 高い質感で気分のアップ
- 表面がツルツルしているので掃除が楽
- お手頃な値段から選べる
■デメリット
- 手荒く使うと傷がつきやすい
- 掃除で使える洗剤に注意する必要がある
- メーカーによって同じように見えても特性が違う
3.4: FRPの浴槽
一般的な浴槽が「FRP」です。
■メリット
- 軽いので2階、3階の浴室でもOK
- 樹脂性なので腐りにくい
- 価格は安い傾向にある
- 種類が多い
■デメリット
- 汚れが目立ちやすい
- 特別感はあまりない
4: さらに快適な浴室アイテムを紹介
浴槽の素材以外にも、次のようなアイテムを選ぶことで、より浴室が楽しく快適になります。
4.1: 安心安全対策
小さなお子さんやご高齢の方がお住まいの場合、安心安全対策として「手すり」を取り付けておくことをおすすめします。
浴室は他の部屋よりも滑りやすく、そして転ぶと大きなケガにつながる場所です。
また、滑る転ぶの原因となる動作も多く、
- 浴槽をまたぐとき
- 洗い場で立つとき座るとき
- 洗い場で歩くとき
ちょっとしたバランスの違いや、力の掛け方でヨロヨロしてしまうと、手すりがなければ転ぶしかありません。
4.2: イヤなカビ防止
浴室はカビが発生しやすい場所です。
そこで、浴室乾燥機を取り付けておきましょう。
これがあれば、浴室をいつもカラッとした状態にできます。
また、浴室乾燥機は
- ミストサウナ
- 洗濯物乾燥機
- ヒートショック防止の暖房
としても使えますので、リフォームのときには計画されるとよいでしょう。
4.3: 地球にもやさしく
地球にもやさしい浴室のためには、節水シャワーもおすすめです。
直接的には水道料金に影響するので、好みの物があれば取り付けておくといいですね。
4.4: リラックス空間を演出
お風呂にゆったり浸かりながら、リラックスできる音楽を聴く。
こんなことも可能です。
防水性の浴室スピーカーもありますので、バスタイムの雰囲気が変わります。
4.5: セレブ気分を楽しむ
ご予算に余裕があれば、セレブ気分を楽しむためにも「ジェットバス」があると楽しめます。
ジェットバスは単に高級感を楽しむだけのものではありません。
気泡や水流によってダイエット効果や疲労回復にも役立ちます。
いつまでも若々しく健康な体に興味があるのなら検討したいアイテムです。
5: まとめ
浴室のリフォームタイミングと、浴室で快適に過ごすアイテムについて紹介してきました。
あなたがこれから具体的に浴室リフォームを検討しようと考えておられるのなら、今回の内容を参考にしてリフォーム専門業者へ相談してください。
あなたのライフスタイルや、これからの人生で楽しみたいこと。
浴室に使いたい空間や求めている快適性から、あなたにぴったりあった提案をしてくれます。
もし、あなたのお近くに信頼できる相談相手が見つからない場合には、このホームページの問い合わせからご相談ください。
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