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シニアの快適生活には3つのリフォームポイントに気をつけよう!

 
シニアの快適生活には3つのリフォームポイントに気をつけよう!
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仕事中心だった生活から大きな変化が訪れる第二の人生。

 

暮らし方も変われば、体力面での変化も感じるころだと思います。

また、シニア世代特有の視力の変化や、とっさの動きが出にくくなる経験をされ始めている方もいらっしゃることでしょう。

 

このように人生の中で変化が現れると、これまで快適に過ごしていた家が不便ではないけれど、もう少し「なんとかしておきたいな」と感じておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

今回は、あなたの第二の人生を快適に過ごすためにできるリフォームについて、3つのポイントをお伝えしていきます。

 

1: 快適の基準、変わってきていませんか?

私たちは年齢や働き方によって、快適な基準が変化しています。

 

例えば、新築を手に入れられたときには

 

  • 使いやすいな
  • 広くて良かった
  • 高い場所の収納スペースも便利

 

と感じておられたかもしれません。

 

でも、シニア世代に入ると、誰でも自然に体力や視力が低下してきます。

若かった頃の「あたりまえ」がそうではなくなり、場合によっては「危ないな」と感じることも出てきます。

 

そしてこのような変化を感じることが多いのが階段や玄関アプローチ。

少しの坂が足のダルさを感じさせているかもしれません。

足が上がりにくくて、つまずいてしまう怖さを感じているかもしれません。

階段を降りるとき、足元が暗くて落ちそうに感じることもあるでしょう。

 

また、お子さんが独立されたお家では、子供部屋がガランとしたまま、特に使うこともなく放って置かれていることもあります。

 

こういったことは、リフォームを相談される方から良く聞く話です。

 

では、どうしてこうなってしまうのかというと、年齢や暮らしの中心が仕事から変化したことに対応した家に変化させていないからなんですね。

 

20代、30代、働き盛りの40代で忙しい毎日を過ごしていたときの快適性は、お家にいる時間が長くなったときに感じる快適性とは違っているのです。

 

もし、この変化に気がつかず暮らしていると、体にも無理が出てきますし負担も増えていくことでしょう。

無理な姿勢での暮らしは、腰痛や肩こりの原因にもなりかねません。

 

視力の低下に合わせた安全対策を行わないと、夕方の階段で踏み外してしまいケガの原因になることもあります。

 

これから第二の人生を謳歌しようという時期ですから、ケガや病気のリスクはできるだけ少なくしておきたいところでしょう。

 

そこで、今よりも快適に暮らすために、次の3つのポイントに注意しながら、あなたらしいリフォームを検討していただきたいのです。

 

2: ポイント1:家のメンテナンス

住宅は建てれば永久に使い続けられるものではありません。

外壁や屋根、雨どいなどは定期的なメンテナンスが必須です。

 

お住まいの気候や環境にもよりますが、おおよそ5年から10年に一度はメンテナンスが必要になります。

 

しかし、ここでシニア世代になると気になることがあります。

それは、5年、10年ごとのメンテナンスは、体力的にも金銭的にもつらいということ。

 

そこで視点を変えたリフォームを検討してみましょう。

例えば、外壁や屋根のメンテナンスの場合、リフォームすることでメンテナンス期間が長くなる素材や塗料を使うことができます。

 

10年ごとに3回のメンテナンス費用と、30年に1回だけメンテナンスが必要なリフォーム、どちらが得かを検討してみましょう。

 

メンテナンスの回数が減ると、シニア世代にとっては大変暮らしが楽になります。

これは金銭的な問題も楽になるのですが、体力的な部分も大変楽になります。

 

外壁塗装や屋根の修繕で、何週間も足場を組まれてシートが掛かった状態を過ごすのは、意外にストレスが高いもの。

そして、工事中は人がウロウロしますので、家に入ってこなくても落ち着かない日が続きます。

 

ぜひ、メンテナンス回数が少なくて済むリフォームを検討してみてください。

 

3: ポイント2:健康と安全の両立

シニア世代が最も注意しないといけないことは、家の中での事故です。

 

玄関アプローチに階段でつまずく。

廊下と部屋の小さな段差につまずく。

階段が見えにくくて踏み外しそうになる。

 

また、浴室などは滑りやすいため転倒することもあります。

 

こうした家庭内での事故は、どうしても年齢が進むにつれて増えやすくなりますから、危険を感じる前に、ケガをする前にリフォームで対処しておくことが安心を手に入れる方法です。

 

  • 玄関アプローチにはスロープを併設する
  • 廊下と部屋との段差をフラットにする
  • 階段にはフットライトを設置する

 

  • 浴室の床にはすべりにくい素材を選ぶ
  • 浴槽は浅めのものを選ぶ
  • 浴室には手すりをつけておく

 

「まだまだ手すりなんて」と思っておられるかもしれませんが、ケガをする前に、ヒヤッとすることが増える前に取り付けておくことで、安全と健康を手に入れることができます。

 

年齢が進んだときの安全と健康は、あなたご自身だけの問題ではありません。

パートナーやお子さんを含んだ、家族全体の問題なのですから。

 

4: ポイント3:3つの楽を手に入れる方法

これから仕事中心ではない暮らしを快適にスタートするためには、3つの楽を手に入れることが大切です。

 

3つの楽とは次のとおりです。

 

  • 肉体的に楽であること
  • 金銭的に楽であること
  • 精神的に楽であること

 

キッチンや収納スペースの高さを変えることで、肉体的な楽を手に入れることが考えられます。

 

省エネ設備を採用することで、光熱費が少なくなり金銭的な楽を手に入れられるでしょう。

 

使っていないお子さんの部屋をリフォームして、あなたが趣味を楽しむスペースにすることで、精神的な楽を手に入れることもできます。

 

今のあなた、10年先のあなたを想像して、安全・安心・健康に暮らすために必要な「楽」できるリフォームを考えましょう。

 

5: まとめ

お家の快適さは、私たちの年齢や中心となる暮らし方によって変化します。

 

新築を手に入れられたとき。定年になった今。

徐々に変化する人生の中で、あなたの暮らしに対応するようなリフォームを進めることで、いつまでも愛着のある住宅で快適に過ごすことができるのです。

 

手すりをつける。階段にフットライトをつける。

こんな小さなリフォームでも、あなたの暮らしを快適にしてくれるのですから、ストレスを感じる前にやっておくと良いでしょう。

 

ぜひ今回のポイントを、ご家族と一緒に検討してみてください。

そして、あなたが快適に思える家を手に入れ、いつまでも安心安全を感じることができる状態で楽しんで暮らしましょう。

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